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ゾッキョ

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Climbers-High↑↑

広島発、クライミングと下界での出来事         

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2009年の9月に大型連休があることは2年前から確認済みであった。
いつのまにかシルバーウィークと名付けられたこの連休に相棒のまっつんとデカイこと(あくまでも自分ら基準で)をやろうと目論んでいた。
小汚い(失礼!)ホルモン屋で打ち合わせをしたのが2ヶ月前の夏の日。
お互い多忙な仕事を右へ左へと交わしながらトレーニングを重ね、当日を迎える。
目指すは日本のビッグウォール(大げさ)。
いざ屏風岩へ。


9/19

早朝、アカンダナ駐車場からシャトルバスに乗り込み、上高地入り。

*アカンダナ駐車場でパッキング中
P9190001.jpg


今度は観光客を右へ左へ交わしつつ、横尾まで飛ばす。通常コースタイム3時間程度を2時間ちょいで到着。無駄な体力を使う。。

明日は暗いうちから出発のため、取り付きまで下見に向かう。
渡渉点にはフィックスが張ってあった。
1ルンゼを登っているとオコジョ発見。
好奇心旺盛でカメラを向ける我々の周りをピョンピョン跳ねて逃げようとしない。

*ギザカワユス
P9190014.jpg


途中で下降してきたパーティとすれ違う。
東壁ルンゼを下見してきたとのこと。

やがてT4尾根取付き。これかぁ、と見上げる。

*うぅ、でかいなぁ。。。
P9191599.jpg

ついでに2日後の東壁ルンゼ取付きにも行ってみる。
T4尾根からブッシュを下降。T3の下部スラブ取付きへ。
ここでもまた、これかぁ、と見上げる。

横尾のテント場に戻って装備チェック。
横尾にはクライマー多数。
先に取付かれると渋滞よりもルートファインディングの妙が削がれるのでポールポジション狙いで行きたい。誰よりも早く取付くのだ!!!!

9/20
1時半起床。
手早く朝食を済ませて2時半出発。
暗いうちの渡渉は難しい。
少しガスが出ているが、時折風に飛ばされて満天の星空が見える。
T4尾根取付きに到着。
だーれもいない。
ていうか、まだまだ真っ暗。明るくなるまでしばし待機。
しばらくして昨日の東壁ルンゼパーティが上がって来た。
彼らは暗闇の中、取付きへとブッシュを掻き分けて下っていった。

5時20分。登攀可能な明るさになってきた。
1ピッチ目。まっつんリード。
身体が冷えていて「さむい、さむい」といいながらロープを伸ばす。

*T4尾根1ピッチ目
P9200032.jpg

途中の樹林帯は50m伸ばしてのコンテで時間短縮を図る。
T4に到着。なるほど快適なビバーク地だ。
さぁ、ここからが本番。
じゃんじゃん登ろう。

*雲稜ルート1ピッチ目
P9200037.jpg

ピッチ切りを少し手前でしてしまう。このままではロープの流れが悪そうなので、ピナクルテラスまで少し進んで切りなおす。
ピナクルテラスから少しルートを間違うが、まっつんは本日一番のフリームーブをランナウトに耐えてこなし、正規ルートへ合流。

かっこいいぜ!

*ピナクルテラスから少しトラバース
P9200041.jpg

核心は扇テラスからのボルトラダー。
技術的に難しいところは無いが、ピンが古いから怖い。
怖い、怖い、言いながら登る。

*ここが雲稜の核心
P9201622.jpg

P9200050.jpg

*支点が不安な箇所はキャメ投入
P9201627.jpg

*4ピッチ目をリードするまっつん
P9200056.jpg



東壁ルンゼに入ってからは残りの数ピッチを割愛して懸垂下降するパーティが多いためか、急に苔が多くなってきたような気がする。我々は頭まで抜けるため、最後の草付きルンゼまで詰めて終了点へ13時に到着。

*とりあえず記念撮影
P9200062.jpg


翌日の東壁ルンゼ終了後は懸垂できないと判断。その為に今日も懸垂はせず、下見も兼ねて屏風の頭まで上がり、パノラマルートとの分岐を経て、涸沢経由で横尾に降りる計画。
が、屏風の頭までが噂に違わぬ悪さ。
ハイマツの藪漕ぎが続き、頭に出てからも長い。

*藪漕ぎキライ。。。
P9200065.jpg

*屏風の頭 バックは前穂高岳
P9200072.jpg

*槍を手のひらで転がす
P9200068.jpg

やっとこさ涸沢小屋に到着も人の多さに閉口。
そこからもとぼとぼ歩く。
真っ暗な屏風岩を見上げるとヘッドランプの明かりが数点。
この暗闇の中、懸垂下降しているのだろうか。
明日はわが身。しかし、コレだけは避けたいなぁ。

横尾に戻ったのは18時30分。
東壁ルンゼのパーティのテントに明かりはなく、まだ帰還していないようだ。
明日の計画に不安がよぎる。
21時就寝。

つづく。。。

2009/09/24 (木) / 16:02

屏風岩〜東壁ルンゼ〜 / HOME / エイド三昧

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